

見慣れた街の
見慣れた駅で
見慣れない僕を
一人で待っている深夜
最終電車僕を連れて
どこか遠くへ駆け出してしまえ
悲しくもない 寂しくもない
そんな遠くへ駆け出してしまえよ
段々 離れていく
街の灯は悲しくない
悲しくないな
段々 消えないでよ
僕のものだよ
最終電車僕を連れて
どこか遠くへ駆け出してしまえ
悲しくもない 寂しくもない
そんな遠くへ駆け出してしまえよ
- Lyricist
Tashiro Yuito
- Composer
Tashiro Yuito
- Recording Engineer
KAZZ
- Mixing Engineer
Tashiro Yuito
- Mastering Engineer
Tashiro Yuito
- Guitar
Tashiro Yuito
- Bass Guitar
Takashima Takumi
- Drums
Hazuki
- Vocals
Tashiro Yuito
- Songwriter
Tashiro Yuito

Listen to departed by Low Lilac
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departed
Low Lilac
前作を作り終えた時からずっと、もっと心の深いところにある音楽を作品にしたくてたまらなかった。
心には形がない。だから描写するときは言葉にしたり絵に描いたり、何かに変換して、かたちにして表現しようとする。
音楽においても、心にあるものを描写するわけだから、かたちにしなくてはならない。前作はそのかたちを曲単体に込めたが、どうしても質量的な限界があるような気がしていた。だから、今作ではアルバムという大きなフォーマットで表現した。曲にも込めつつ、アルバム全体にも込める。こうして出来上がったのが「かたちあるもの」である。
全8曲。正直、全体を通して暗い1枚だと思う。心の奥底から引っ張ってきてかたちにしたから、あたりまえの話だけれど。
そしてそれと呼応するように、作中ではさまざまな音が鳴る。歪んだギターから水のようなシンセ、電車のモーター音まで。
けれど、音楽のジャンルなんて関係なく、その姿勢こそが僕らをロックバンドとする所以だと思う。
僕たちは、エレクトロロックバンド、ローライラックです。ロックバンドです。確実に。
だから、この作品をロックバンドの作品として世に出せることが嬉しくてたまりません。
仙台での僕らの2年間は、どう受け入れられていたのだろうか。
かたちあるものとして、人の目に写っていただろうか。
でも、ローライラックのこれからは、多分大丈夫だと思う。
これだけ自信あるものを作れたんだから、多分大丈夫だと思う。
Artist Profile
Low Lilac
A three-piece rock band based in Sendai formed in 2022 by vocalist/guitarist Yuito Tashiro. With a glittering electro sound as its core, the lyrics that cast a shadow over the pop melody, combined with the imbalance, weave a unique worldview. The group plans to move its base to Tokyo in spring 2025 and will continue to be active thereafter.
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