

裸足で歩いちゃ危ないよって
言った貴方の声が 揺れていた気がして
小石に紛れた 硝子の赤は
そうやって落ちたんだって知った
値札を付けられないからって
何も与えてくれないのならさあ
妥当じゃなくても 少しでも価値を
示してくれる方が良かった
この憂鬱が綺麗に思える程
言葉に酔いしれていたみたい
誰かのくれた無機質な意識だけが
私の表面をなぞってゆく
必死で呑み込んだ4分半も
私の事は謳ってない
埋もれそうな朝に限って
空気は冷たく刺して
瘡蓋は剥がれたまま
昨日から黙ってくれない
ピントがズレたままで
もういいよ
1人の世界に目が覚めた時は
深夜2時のツイートで愁眉を開く
砂時計みたいに流れてゆく
夢の中も私は澆薄を知ってる
この憂鬱が綺麗に思える程
言葉に酔いしれて傷みたい
誰かのくれた素っ気ない言葉だけが
私の行間を奪ってゆく
奪ってゆく
貴方に捉えられた 正確な虚像
に慣れたなら 不条理も正しく
私と理不尽になる
惰性に浸った感情論は
慥かさだけを秘密にして
騒がしい夜に混じった
淋しさは見ないように
声は上擦ったまま
音楽は止まってくれない
ピントがズレたままで
必死で呑み込んだ4分半も
私の事は謳ってない
埋もれそうな朝に限って
空気は冷たく刺して
瘡蓋は剥がれたまま
昨日から黙ってくれない
ピントがズレたままで
もういいよ
- Lyricist
Kurumi Tatara
- Composer
Kurumi Tatara

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Kurumi Tatara
Artist Profile
Kurumi Tatara
I create artworks and music with the themes of self-expression and salvation. By expressing my emotions and thoughts through music, I hope to reach, comfort, and save someone.
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