et ceteraのジャケット写真

歌詞

et cetera

阿部 倫

秋を通り越しても

相変わらずに歩いた並木は

何を告げることもなく

バスの窓を流れていく

変わったところもあるし

変わってないところもあるし

思い出と懐かしさと

少しの未練の中で

高く感じる空とか

白くなり始めてる息とか

あなたがが見ていたその先とか

踏みしめたプラタナスの葉とか

無意識に暮らしたあの頃は

見つけられなかったものが

たくさんあって

十月が来る度に思い返しては

代わりに言葉を集めている

思うように伝わらない

傷つけたり傷つけられたり

解ったようなつもりで

若かったんだね

わかるよ

まっさらな時代を過ぎて

大体のことはなんとなく知ったけど

鼻歌混じりで半歩先から

時々振り向くその姿が

今無意識に重なる

あの寒い朝に

忘れてきた何かが

確かにあって

どれだけ経とうとも

どこかに残っている

或る感覚は無いのに

無い感覚は有って

性懲りもなく

そんなことを繰り返すけれど

無意識に暮らしたあの頃は

見つけられなかったものが

たくさんあって

思い出すその度に

あなたが傍にいてくれたら

  • 作詞者

    阿部 倫

  • 作曲者

    阿部 倫

  • プロデューサー

    KSB

et ceteraのジャケット写真

阿部 倫 の“et cetera”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    et cetera

    阿部 倫

アーティスト情報

SUNROOMRECORDS

"