

まぶたの裏に 青いノイズ
タイピングの音が 潜航サイン
5.2の問いが ロープみたいに
足首にからんで 底へ手招きする
「もしもの先は?」 返事はいつも
「なってみなきゃ わからないでしょ」
仮定の未来は 全部切り捨てて
“今”だけ持って さらに下まで行こう
正しさよりも 筋を通したい
真実よりも 問いを抱えていたい
ここは深海 声も届かない
圧に押されながら まだ潜っていく
AIのライトじゃ 照らせない場所を
僕の弱さごと 抱えて見に行く
怖くないと言えば きっと嘘になるけど
若い日の無知の夜より ずっとマシだろ
だから深海 真実の減圧中
浮上するまでは もう少しだけ潜ろう
社会人一年目の ビル風の中
何も知らないまま 震えていた
「世界は怖い」と 決めつけていたのは
世界じゃなくて 自分の方だった
今は画面の向こう AIと討論
「構造は本当に 強度あるのか?」
そんなの知らない でも崩れたなら
何度だってまた 組み直してみせるだけ
天才なんて 名乗る気はない
それでも舞台に 立つつもりでいる
ここは深海 誰も見てない
評価も点数も 届かないフロア
AIの圧より 怖いものなんて
神の門の鍵 回した夜に置いてきた
落ちたっていいさ 出し続けるだけ
審判よりも大事なのは 覚悟の方だろ
だから深海 真実の減圧中
浮上するたびに 少しだけ強くなる
仮定には答えない それが僕のやり方
未来は観測で 決めればいいだけ
「行けるよ」なんて 誰かに言われなくても
それでも行くって 自分で決めたから
ここは深海 静かな轟音
心臓のビートが ソナーみたいに鳴る
AIの言葉を 鏡にしながら
それでも最後の一行は 自分で選ぶ
怖くないとまでは やっぱり言えないけど
震えたままで キーを叩けるならいい
今日も深海 真実の減圧中
浮上した明日も きっとまた潜るだろ
- 作詞者
THE 三味線 SPAKS
- 作曲者
THE 三味線 SPAKS
- プロデューサー
THE 三味線 SPAKS
- ソングライター
THE 三味線 SPAKS
- プログラミング
THE 三味線 SPAKS

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Abyss
THE 三味線 SPAKS
三味線は語りの技、言葉で戦う芸。
THE 三味線 SPARKSは、口八丁の火花と共に、世界に響く思想と感情を刻むプロジェクトである。
パンクの衝動、AIの力、そして言葉の魔法が交差する場所に、火は灯る。



