まだ終わらない物語の途中のジャケット写真

歌詞

まだ終わらない物語の途中

RYO

読みかけのページを

閉じられないまま

窓に映る僕は

少しだけ知らない顔

終電あとのホームに

置き忘れたため息

行き先の消えた電光掲示板を

ただ見上げていた

「これでいいのかな」って

何度も書いては消した

答えのない問いだけが

ポケットで揺れている

遠回りした靴音も

無駄じゃないと誰かが言った

信じきれないままでも

朝は少しずつ近づく

僕らは終わらない物語の途中

まだ白いページを抱きしめて

涙で滲んだ昨日の文字さえ

明日の光に変えてゆける

立ち止まる夜があってもいい

名前のない不安があっても

この声が届く場所があるなら

次の一行を書いていこう

終わらない 終わらない

物語の途中で

終わらない 終わらない

君を待っている

古い写真の片隅で

笑っている僕らは

何も知らない顔をして

未来を信じていた

失くしたものばかりを

数える癖がついたけど

残った小さな灯りが

今日を照らしていた

誰かの速さに追いつけず

季節だけが過ぎていっても

僕の歩幅で選ぶ道が

いつか景色を変えていく

僕らは終わらない物語の途中

まだ見えない扉の前にいる

さよならにできなかった想いも

未来へ続くしおりになる

迷いながらここまで来たんだ

何ひとつ間違いじゃないよ

君の声が隣で響くなら

次のページをめくれるから

もしも今日が

最後の章に見えても

ページをめくる風は

もう胸の奥で吹いている

一人で書けない夜には

五つの声を重ねよう

「大丈夫」と言えない君の

その沈黙にも届くように

僕らは終わらない物語の途中

何度でも始まりを選べる

傷ついたままの心でいい

それでも誰かを愛せるから

夜明け前がいちばん深く

星が遠く見えるとしても

この声が届く場所へ 向かって

次の一行を書いていこう

終わらない 物語の途中

君といる 物語の途中

まだ白いページの向こう

新しい朝が待っている

  • 作詞者

    RYO

  • 作曲者

    RYO

  • プロデューサー

    RYO

  • プログラミング

    RYO

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    まだ終わらない物語の途中

    RYO

「終わらない物語の途中」は、答えの見えない夜にも、それぞれの歩幅で“次の一行”を書いていこうとする人たちの歌です。

終電後のホーム、閉じられない読みかけのページ、消しては書き直した言葉。迷いや涙を抱えたままでも、過去はいつか未来へ進むためのしおりになる。

終わりに見えた場所からでも、物語は何度でも始められる——。

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