

朝の椀は まだ温し
味噌の湯気が 頬を撫でる
言葉のみ込み うなずけば
今日も静かに 列へゆく
小さき靴の 石畳
名も知らぬ人 その背追う
「それでよし」と 笑う声
胸の奥まで しまい込む
されど 耳を澄ませば
土の下より 声は満ちる
ぬかるみ越えて 手を携え
同じ痛みに 目を開く
愚民のうた 風よ運べ
愚民のうた 空へ届け
泥の底より 空を呼ぶ
愚民のうた 明日を灯せ
干した布団を 風がゆく
古きラジオが 遠く鳴る
誰かの正しさ 胸に飲み
また静かに 飯をよそう
ひび割れ茶碗を 指でなぞり
欠けたぶんまで 抱きしめる
ひとりでないと 言えぬまま
されど確かに ここに在る
ゆえに 伏せたままでは
終われぬものと 空を仰ぐ
名もなき火を 抱きながら
同じ明日へ 歩みゆく
愚民のうた 風よ運べ
愚民のうた 空へ届け
泥の底より 空を呼ぶ
愚民のうた 明日を灯せ
笑われても かまわぬ
転んだ数だけ 土はやわらぐ
見上げた空に 雲はほどけて
まだ知らぬ朝が 名を授ける
愚民のうた 風よ運べ
愚民のうた 空へ届け
泥の底より 空を呼ぶ
愚民のうた 明日を灯せ
愚民のうた 風よ運べ
愚民のうた 空へ届け
ひとつの声で 明日へゆく
愚民のうた 明日を灯せ
- 作詞者
YUYU
- 作曲者
YUYU
- プロデューサー
YUYU
- プログラミング
YUYU

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愚民のうた
YUYU