歌詞

星影がそっと　縁側照らし

猫の瞬き　光を映す

涼しい夜風が　袖をくすぐり

鼓動のページを　静かにめくる

ほしすずみ　夜のブランケット

冷たいきらめき　頬を撫で

風のハミングが　夢を運び

銀のリズムで　心を冷やす

遠く虫声　透けるララバイ

少女の瞳に　星が揺れる

猫の尻尾が　影を揺らし

淡い光が　コードを染める

ほしすずみ　宵のパレット

蒼い微光が　胸を照らし

夜空の息吹が　記憶を包み

未来の扉を　そっと開ける

一瞬の涼　ポケットに

流れる星屑　そっと集め

明日へ続く　夜風の路を

ふたりの足音で　描き出す

東雲（しののめ）の色　空を滲ませ

星のメロディーが　静かに消える

また巡る季節まで

この涼み　忘れないで