

眠れないまま朝、紫色の雲
あの人の言葉、読み返す日々
言いたいことなんてひとつも無かったと
気づいたその日音楽を辞めた。
愛していますとか大切にするとか
誰もが一度は見たような
簡単で分かりやすい歌詞をならべて
歌にしたその日音楽は死んだ。
身体が燃えている
研ぎ澄ませば痛む
歩を進めば傷に血が滲む
この身にあざむ針を抜いて
己の棘だと刹那に知る。
散々心に水を撒いて僕が今まで積み上げた
誰にも咲かせやしない景色のはずなのに
少しづつ色や線に影が落ちた。
鮮やかに咲いた天に揺らう花で
胸の底、帷を切り落とす
骨より深く血より熱く
噴き出る言葉で涙を拭く
この身にあざむ針を抜いて
己の棘だと刹那に知る。
- 作詞者
Legecko
- 作曲者
Legecko
- レコーディングエンジニア
Legecko
- ミキシングエンジニア
Legecko
- マスタリングエンジニア
Legecko
- グラフィックデザイン
Legecko
- ギター
Legecko
- ベースギター
Legecko
- ドラム
Legecko
- ボーカル
Legecko
- ソングライター
Legecko

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- ⚫︎
アザミ
Legecko
己で育てた己の棘が自分に刺さって痛い。誇り高くありたいと研ぎ澄ますほど深く貫く、まるで薊のようだなと。
どうしようもない自分を憂うどうしようもない曲に〝アザミ〟と名付けてリリース。
アーティスト情報
Legecko
奈良出身のロックバンド。
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