歌詞

透明で目には見えぬはずの痛みは

いつからか僕らを飲み込んでく

僕らが共に生きるための言葉は

また誰かの息を奪ってた

その場しのぎばっか 鏡の中は真っ赤

ツギハギで 顔は真っ暗

溺れそうな暗闇で君は何探してる？

明日には世界が変わる

そう願って眠るだけじゃ

何者にも成れやしないから

いまだ

消えない 止まない雨 行き止まりでも

すくい上げた あの色は道を照らしてる

この手のひらに集められるだけの詩を

声にして 貴方に渡すよ いつまでも

望んだ？ いや違ういつの間にか生まれる

悔やまれる？いや違う それさえも解らない

自問自答 昨日今日も 妄と相の中で

光に当てられてはまた落ちて消えてく

言えなかったあの日の言葉たちは

癒えないままの呪いと掛け合わせて重ねてく

「まだ此処にいるって叫べるように」

これは言い訳？不安定 解ってる いやだからこそ

“ありがとう” “ごめん”そんな単純な言葉が

空気を震わし 貴方に届くまでの刹那

音になるまでの過程 誰も分からないから

1つとして同じ意味の言葉なんてない

哀しくて 口にした Kissの味

一途にらしく生きたいと願う 歪な形

その痛みは僕にはわからないけど

あの日のこぼれ落ちた

“消えたい”はお前だけの言葉だ

どこにもいけない 想い 一人抱きしめて

なんにもできない まま時間は過ぎてく

それでもまだ自分を捨てきれないから

この方舟に乗せて…

いまだ

消えない 止まない雨 行き止まりでも

すくい上げた あの色は道を照らしてる

この手のひらに集められるだけの詩を

声にして 貴方に渡すよ いつまでも