Lyric

「たくさんの感謝を伝えにきました」

っていきなり言われても何かしました？

って思うかもしれないが間違いなく僕は

君から大切なものを今もらってる

汗水流して稼いだお金や

限りある人生の中での時間や

何より僕自身生きている証明

存在価値という証をもらってる

たまに解らなくなるよな

やってきた事とか 歩いてきた人生

なんの為とか 答えなんてないのに

嫌なこととか もう忘れたいのに

前向きな言葉で自分を言い聞かせたって

どうしても顔をあげれない日もあるよな

慰めや励ましも全部アイロニーに聞こえて

余裕がないときは態度に

他人と比べてはこんな言葉をよぎる

「自分はなんの意味もない人間だ」

でも本当にそうか 音楽なんてまさにそうじゃねぇか

衣食住にも入っていない娯楽だ

そうやって気づいたんだ

自身の意味のありなしを決めるのは自分じゃないって

掴んだマイクに意味をつけてくれるのは

聴いてくれる 君がいるからありがとう

部屋の片隅や 人ごみの中で

ふとした瞬間に孤独を感じたりするでしょう

自分を愛せなくて 消えたくなったって

君が望むなら 何度だって証を渡すよ

誰かに言われたことだけをやるなら

一生お前は社会の歯車だ

「お前に何がわかるんだよ」

そうだよな そうやってムカつけるなら

君はまだ人間だ

機械ではないし 死体でもない

君は今も生きてる それは間違いないよ

君が証明してくれたこの“命”を

今度は僕の詩で証明してみせるよ

一生懸命に頑張ってたって

頑張れって簡単に言われるからさ

もっとやらなきゃ もっと 頑張んなきゃって

悩んで 病んでたら自分さえも見失う

君は君のままでいい ありのままでいい

でも今の君のままでいいかどうか別の話だ

いつかきっとくるその日のために

死にたいを次第になにかをしたいに

それでも意味を探してしまうなら

僕の詩を受け取る役目を任せるよ

「なんでお前なんかの」って

そりゃそうだ 僕が君ならば絶対に嫌だ

僕は僕のために生きてる

だから君は君のために生きてくれ

でもその中で出会って向き合って

聴いてくれて本当にありがとう

部屋の片隅や 人ごみの中で

ふとした瞬間に孤独を感じたりするでしょう

自分を愛せなくて 消えたくなったって

君が望むなら 何度だって証を渡すよ

君にとって僕にとって何が一体幸せ？

平等な今日はなくて誰かの不幸せの上に成り立つが

想像はできなくて

人差し指の先は鋭利になるばかりです

それでも ひと匙の”I”を 伝うことで

確かに感じてる 君の体温

救うことはできずとも

君に巣食う闇を詩にしよう

生きる証に変えて いつか笑いあおう

部屋の片隅や 人ごみの中で

ふとした瞬間に孤独を感じたりするでしょう

自分を愛せなくて 消えたくなったって

君が望むなら 何度だって…

何度だって once again

揺らしてる 君の灯火を肯定できるなら

再生ボタンから君のもとへ

この宙（そら）の先まで続くレール

あの日 確かに 感じた振動 君の手を

震えるその眼差しを…

ありがとう

いつかの今のこの先の

君に届け