歌詞

今僕ら探すものは

100分の10の不安じゃなく

これから過ごす時間の

10分の9の期待だろ

そっと吐き出した言葉

差し出した物は

手をかざし

遮ったドラマ

全てが本音とは違う

響きをしていた

あれはまだ

食べ頃じゃないなんて

1人分の言い訳探してる

いつだってそう

奇跡起こったあのストーリーは

誰かの作りもので

願い途絶えたあのストーリーは

自分に重ねて

ねぇ君が聞こえたのは

その目に残ったものは

蜘蛛の糸切れる音か

歓声のゴールテープか

僕らは不安を

描くのが得意だから

どうしたって

その想い消えないよな

曇り遮るのは

小さな事ばかりで

その影の重さより

数ばかりにとらわれることに

慣れぬように騒ぎ続け

枯れた声の痛みで目を覚ました

霧の中の影も

食べ頃じゃなかったものも

自分が動かないための

都合の良い解釈だった

不安の数に

嘆く時もあるけど

砂場に残る手を繋いだあとの

打算無しの価値に

気付けたなら

昨日までの

幸せを今日から感じれる