Lyric

飲み込んだはずのあの言葉だって

ほどいたはずの掌だって

どこで間違えたのかなんて

間違い探しを今も続けている

頭の中から離れない

耳障りの悪い声は

僕が抱えていた 　どうしようもない

愚痴と弱音ばかりだ

いつも斜に構えて 世界をずっと

眺めてるだけの臆病な僕は

周りにうまく合わせて

また今日も繰り返す

飲み込んだはずのこの言葉だって

ほどいたはずの掌だって

ほんとの僕はこんなんじゃない

ひたすら隠して目を背けるんだ

誰も求めないこの言葉だって

強く握った掌だって

どこで間違えたのかなんて

間違い探しを今も続けている

心の中では本当の

事に気がついているんだよ

だけど認められず

今日もそう

隠して生きていく

いつもあれはダメだ

これもダメだ

何にも言えなくて

何も出来なくて

世界の声はとてつもなく大きく

僕に響く

心に刻まれたこの傷だって

跡が消えないこのあざだって

誰にも気づかせちゃダメなんだ

合わせて生きなきゃいけないんだ

誰かがそれに気がついてくれたなら

そんな妄想をして まだ僕は

どこで間違えたのかなんて

間違い探しを今も続けている

飲み込んだはずのこの言葉だって

ほどいたはずの掌だって

僕の中で弾き出せば

かけがえのない歌になるんだ

誰も求めないこの言葉だって

強く握った掌もそうだ

間違いなんかじゃないんだ

心に刻まれたこの傷だって

跡が消えないこのあざだって

僕の生きて来た足跡だ

全てがほんとの僕になるんだ

誰かがそれに気がついてくれたなら

きっとそれは輝き出すんだ

迷いながら気がついたんだ

間違いなんてひとつもないんだ

間違い探しはもう意味無いからさ