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歌詞

また逢うための詩

藤白 詩

「あの頃はよかった」と 懐古虫が鳴く森

無性に苛立ち 耳を塞いで逃げたのは

私も時々「あの頃に戻りたい」

そう思うから 忘れたままでいいのに

繋がっては簡単に 切れてゆくから

誰かを守るような布も織れる気がしない

私に勇気か能天気があったなら

また違った景色が 見えてたのかな

愛が満ちる時ほど 世界は青色

会えなくなってしまったこと

本当はすごく寂しいんだ

だからクソダサい「もしも」の空へ

心を飛ばしてしまうよ

そんな私を見てあなたはきっと

あの頃みたいに笑うだろう

細まった目の光 思い出し

今朝はひどく泣きたくなった

友達の臆病が 幅を利かせてるから

「より高く、遠くまで目立つ塔を建てよう」とか

資材集めに奔走 こんなの狂ってる

わかってはいるのに どうにも頭が熱い

何でもない日常が一番尊い

そんなこと とっくに気がついていたよ

これまでの全て繋ぎ止めてたいけど

一人で抱えられる量は決まっているの

執着もほどほどに 棺桶で泣くなよ

苦しみが濾過された

サラサラ 幸せの陽溜まり

そこに浸り続けるのは

ゆるやかに自分を殺すこと

寂しいのはわかるよ 怖いのもわかるよ

でも今 この地を踏み込み

青い息を吸いたい

あの煌めきには旬があって

必ず皆んな別れちゃうけど

いつかまたきっと逢いましょうね

きっとまた逢いましょうね

それまで私は狂った塔の上

より遠く響く声で

貴方に見つけてもらえるよう

詩を歌い続けるわ

La lalala lalala 〜

  • 作詞

    藤白 詩

  • 作曲

    藤白 詩

  • プロデューサー

    藤白 詩

  • ボーカル

    藤白 詩

  • ソングライター

    藤白 詩

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    また逢うための詩

    藤白 詩

アーティスト情報

  • 藤白 詩

    藤白 詩(フジシロ ウタ) 秋田生まれ、愛知育ち。幼少の頃よりピアノやトランペット、クラリネットなどの楽器に触れる。 上京するタイミングで芝居を始め、オーディションに提出する歌を制作したことをきっかけに、2021年より本格的に音楽活動を始める。 作詞作曲、歌唱、MVの構成・編集を手掛ける。 人の弱さを赤裸々に綴った歌詞と独特なサウンドが印象的。 YouTubeに投稿している楽曲のイラストは、妹の 橙が担当している。

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