

空いっぱいに雨雲が広がって 私の心もどんより曇ってゆく
傘を持たない男の子(女の子)の不安が ゆっくりと大きくなっていた
「どうせ誰も迎えにこない」って 幼心にあきらめて
ずぶ濡れで帰ろうと 校舎の外へ一歩、踏み出したとき
あの日、あなたが私の頭上に そっと傘を差し出してくれた
初めてだったよね そして、あれきりだったけれど
一つの傘の下で 肩を寄せ合いながら
二人並んで歩いた あの帰り道のぬくもり
雨が降るたびに 今でもあの日のことを思い出します
暗闇の中で怯えていた私を 笑顔に変えてくれたあなたを
優しさで包んでくれた あの懐かしい雨音は
今も私の心の奥で 静かに響き続けているよ
激しい雨雲が居座って 心に冷たい影を落とす日
ゴロゴロと鳴り響くカミナリが 怖くて仕方がなかった
心細さに震えながら 両手で耳をふさいでみても
お腹の底に響く恐ろしい音は どうしても消せなくて
「大丈夫だよ」って あきれ顔で私の手を引いてくれたね
言葉にすらならない怯えを あなたは全部わかってくれた
澄み切った青空が 少しずつ広がっていくように
私の小さな世界が 光で満たされていったんだ
今はもう大人になって 「夢なんて見ない」と強がったり
胸のときめきを隠して 素直になれない日もあるけれど
雨が降るたびに 今でもあの日のことを思い出します
すべてを包んでくれた あの優しさを思い出すだけで
私はいつでも あの頃の笑顔に戻れるの
雨上がりのアスファルト きらきら光る水たまり
あなたと歩いたあの道を 今日もひとりで歩いてゆく
胸いっぱいの「ありがとう」を あしたの空へ
- 作詞者
Kine Lune
- 作曲者
Kine Lune
- プロデューサー
Kine Lune
- ボーカル
Kine Lune

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アーティスト情報
Kine Lune
作詞、作曲を手掛けるアーティストプロデューサー ポップ&キャッチーなメロディー。言葉遊びで表現し、一聴しただけで思わず口ずさんでしまう歌で世代に圧倒的な支持を得ている。
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