目に見えない
糸を絡めて
少しの抵抗にあたって
生きることの
真相をさらっているはずの
この身体、ねぇ
ふたつに離れたとき
私はどちらにいるの
失っても 震えたら
どこかに感じるでしょうか
呼吸するまに
膨らんで萎む
ひとつなぎのムーブメント
たとえばそんな
生に寄り添った
光景に触れてるから
ずっと
あなたをいつもそこに
描いている身体
感触のホルダーとして
見つめてしまうから
押したらはね返す
ぬくさを覚えてるよ
崩れても剥がれても
どこかに感じるでしょうか
喜びを生み
悲しみに触れ
役目を果たして
朽ち果てるなら
付箋のように
脳の彼方に
残してるよ
きっと忘れないよ
あなたをいつもそこに
描いている身体
感触のホルダーとして
見つめてしまうから
押したらはね返す
ぬくさを覚えてるよ
崩れても剥がれても
どこかに感じるでしょうか
ただ一つの身体
- 作詞
長谷川海音
- 作曲
長谷川海音
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- 1
dance
Mernote
- ⚫︎
身体
Mernote
- 3
空っぽ
Mernote
- 4
untouchable
Mernote
- 5
時の川
Mernote
- 6
夕に結い
Mernote
- 7
香港
Mernote
- 8
魚になって
Mernote
- 9
late
Mernote
- 10
遠景
Mernote
長谷川海音によるソロプロジェクトMernoteの完全自主制作による1stアルバム。
全10曲全ての楽曲の作詞・作曲・編曲、およびドラム以外ほぼ全ての演奏を長谷川自ら行ない、自主制作ならではの手作り感を大切にしながら、約1年をかけて作り上げた渾身の一作。
コロナ禍の日々の中で感じる不安や孤独・愛への渇望をもとに、他者と、またこの世界と「接触」しているという感覚の大切さに想いを馳せ、制作が行われた。
歌心溢れる旋律を軸としつつ、Radioheadやくるりらに影響を受けたオルタナティブな精神で、独自のサウンドと世界観を構築し、一作を通して絵本を読んでいるかのような叙情的な表現を実践。
心の深淵へと迫る、荒々しくも耽美な調べに引き込まれる。
アーティスト情報
Mernote
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