接触のジャケット写真

歌詞

魚になって

Mernote

思うままに生きることが

難しくなった

君と出会ってから

言い訳をひきつれて

吐き出すみたいに

腫れぼったい

にぶい水泡をshoot

投げやりにshoot

美しい生活に見えるように

迷いも漂いようによって綺麗な

海雪模様だったらいいでしょう

そんな夢を見てしまった

あぁまだ誰も見たことのない

手足のしなりで

この海のセオリー、自然な潮流と

おさらば出来る術って、

無い物ねだりだよね

魚になって後腐れもなく

新しい場所に向かって

泳いでいけたならって思うけど

粘着力の落ちたはずの未練なのに

この潮の流れには勝ってしまうの

諦めは必要ですか?

何を諦めと呼ぶかどうか

とかじゃないの?

頼っている解釈次第の帳尻合わせ

そんなpleasure知ってしまった

あぁその場しのぎの繰り返し

足跡のないフロウ

なんぴとだって運べる潮流に

背を向けたくせに、

ウジウジしてるなんて

魚になって鱗なでる波のやさしさに

素直な愛だけを差し出せたなら

って思うけど

なめらかな潔さって昔、

憧れていたはずだったのに

ツバを吐いてる

スイスイたおやかに泳いでいる人も

流れに身を任せている人も

きっとどこか傷ついたまま

弱りながら生きている

そう思うけど

魚になって後腐れもなく

新しい場所に向かって

泳いでいけたならって思うけど

粘着力の落ちたはずの未練なのに

この潮の流れには勝ってしまうの

魚になって疑心なんて無縁に

泳げたら

ささやかな生活の幸せを願えたら

だけどやっぱりさ隣にいてほしいよ

この波のやさしくみえて痛いのも

一緒に感じたいよ

  • 作詞

    長谷川海音

  • 作曲

    長谷川海音

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長谷川海音によるソロプロジェクトMernoteの完全自主制作による1stアルバム。
全10曲全ての楽曲の作詞・作曲・編曲、およびドラム以外ほぼ全ての演奏を長谷川自ら行ない、自主制作ならではの手作り感を大切にしながら、約1年をかけて作り上げた渾身の一作。
コロナ禍の日々の中で感じる不安や孤独・愛への渇望をもとに、他者と、またこの世界と「接触」しているという感覚の大切さに想いを馳せ、制作が行われた。
歌心溢れる旋律を軸としつつ、Radioheadやくるりらに影響を受けたオルタナティブな精神で、独自のサウンドと世界観を構築し、一作を通して絵本を読んでいるかのような叙情的な表現を実践。
心の深淵へと迫る、荒々しくも耽美な調べに引き込まれる。

アーティスト情報

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