接触のジャケット写真

歌詞

late

Mernote

Late when we realized it

臆病になった

Late when we realized it

声高々に

失くしたくないものを

訴えれば腫れものみたい

Late when we realized it

自由な気でいて

Late when we realized it

鎖が見えない

暗くて鋭い真実は

見てみないフリ

悪党たちはお化粧をして

空気を作ることに長けている

色が濃いだけカラフルまがいの

催眠ポスターあちらこちらに

貼りまして

黙示録はお得意、黒塗り、

ぬかりなく

拡声器を奪って、口をつぐませて

イメージの支配力につけ込んで

見せたいものだけが

見えるようにするなんて

造作もないことなんでしょう？

まやかしの言葉ばかりの

気づかない、気づかないうちに

決められた幸せだけが

許されるようになったら

誰もほんとの自分を誇れないよ

忘れないでいたい

ここにある自由は

それが脅かされることに

目を向けてはじめて

存えることができるということ

小さな息吹こそ見捨てないで

踏みつぶされないように

抗えば痛いけど

痛みにさえ

気づけなくなるのは嫌なんだ

いつまでも守りたい

小さな愛が紡いでいく日常を

  • 作詞

    長谷川海音

  • 作曲

    長谷川海音

接触のジャケット写真

Mernote の“late”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

接触

Mernote

長谷川海音によるソロプロジェクトMernoteの完全自主制作による1stアルバム。
全10曲全ての楽曲の作詞・作曲・編曲、およびドラム以外ほぼ全ての演奏を長谷川自ら行ない、自主制作ならではの手作り感を大切にしながら、約1年をかけて作り上げた渾身の一作。
コロナ禍の日々の中で感じる不安や孤独・愛への渇望をもとに、他者と、またこの世界と「接触」しているという感覚の大切さに想いを馳せ、制作が行われた。
歌心溢れる旋律を軸としつつ、Radioheadやくるりらに影響を受けたオルタナティブな精神で、独自のサウンドと世界観を構築し、一作を通して絵本を読んでいるかのような叙情的な表現を実践。
心の深淵へと迫る、荒々しくも耽美な調べに引き込まれる。

アーティスト情報

"