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2020年、世界がコロナ禍の中、妻のお腹に宿る新しい命の存在を知り、その直後に母を亡くしました。
このアルバムは、彼が父となる喜びと母を亡くした悲しみの中でレコーディングされた、特別な時期の音源です。
これから生まれてくる子と亡き母へ捧げたオリジナル曲のTimelessから始まり、ドヴォルザークのSymphony No.9で終わるまで物語のように流れていく本作は、聴き終えるとまるで音の旅をしたかのような不思議な余韻に包まれていきます。
静かに広がる波紋のような繊細さと時に大胆でスリリングな演奏は、聴く者に新鮮さと同時にどこか懐かしさを感じさせてくれることでしょう。
彼はレコーディングを振り返り「新しい命と亡くなった母への深い愛と感謝が自然と溢れ、感覚的な世界と一体になった」と語っています。
大きな変化の中で生み出された1stアルバム『In My Mind’s Eye』は、聴く人それぞれの何かを揺さぶる、髙橋賢一トリオが創り出す音楽世界を体験できる1枚となっています。
髙橋賢一 Kenichi Takahashi 京都市出身、東京都在住 即興演奏家 ジャズピアニスト フジロック2023出演 静かに広がる波紋のような繊細さと、スリリングで鮮烈な世界を併せ持つ。 自然や空間のゆらぎと一体化し”音を授かるような感覚”を基にしたその自然発生的な演奏は、流れ、広がり、変容し、瞬間的な煌めきと美しさを創り出す。 「聴く人の感覚的な世界を開き、何かを感じてほしい」という想いから、日々ライブや配信等で音楽を発表し続け、その独創的な世界が高く評価されている。 2020年に1stアルバム『In My Minds Eye』を高橋賢一トリオでリリース。 2021年には2ndアルバム『spontaneous』を全編即興演奏ソロピアノでリリース。 2022年には元jizueのドラマー粉川心の呼びかけにより、岡田康孝、髙橋賢一らと同世代の即興音楽家三人で京都experimental piano trio【kott】を結成。 saraとのクリスタルボウル、ヴォイス、ピアノ即興演奏で紡がれるEudaemoniaの1stアルバム『an open book』 をリリース。 2023年6月に1st ALBUM「kott」をリリース。全国40ヶ所以上のツアーを決行。 結成一年目にして異例のフジロック出演をはじめ、各地フェスへの出演、UKのKAY YOUNGとのコラボライブも行う。2024年脱退。 2024年、京都から東京に拠点を移し、ベース西嶋徹、ドラム矢城純平とのトリオを結成。渋谷公園通りクラシックスでのライブを皮切りに東京都内でのライブを行い、このトリオでのアルバムレコーディングと全国ツアーを控えている。 【レコーディング参加、ライブ共演】 Stafford Hunter、Marty Bracey、Luciano Ghosn、類家心平、福盛進也、纐纈雅代、清水勇博、廣瀬誠、浅井良将、甲斐正樹、林仁、功刀丈弘。 その他多数の国内外の様々なジャンルのアーティストと共演。年間約300本以上のライブやレコーディングに参加。
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