錆びた鼓動のジャケット写真

歌詞

錆びた鼓動

久三

人の波に溶けて消えた 名もなき声

擦れた心が 軋むほど乾いてる

狭すぎる箱庭で息をして

子供たちは 空を知らない

愛しい人と過ごす時間さえ

時計の歯車に喰われていく

働いても 働いても 何も残らない

それでも世界は 動いたフリをしてる

錆びついた歯車が まだ回っている

止まれない 止まらない 止められない

誰の夢で動いてるのかも知らずに

僕らは今日も 歪んだ明日を運ぶ

灰色の空 無音のニュース

誰もが正義を着て沈黙する

過去の亡霊たちが笑うたびに

若さの灯りがひとつ消える

言葉は形を失い 意味が乾く

未来は誰の手の中で錆びていく?

吐き気のする希望を飲み込みながら

それでも歌う 消えぬ鼓動の音で

錆びついた歯車が まだ回っている

涙も 誇りも 粉々にして

誰かの夢を運ぶ影のまま

それでも 僕は止まらない

焦げた街の片隅で

誰かがまだ 光を探してる

燃やすのでは なく 灯すために

この怒りを 炎に変えて

錆びた鼓動よ まだ鳴れ

この胸の奥で 静かに叫べ

壊すためじゃなく 変えるために

僕らは今日も 息をしている

  • 作詞者

    久三

  • 作曲者

    久三

  • プロデューサー

    久三

  • ボーカル

    久三

錆びた鼓動のジャケット写真

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    錆びた鼓動

    久三

アーティスト情報

  • 久三

    心の奥に触れる、言葉のかけらたち。 傷ついた誰かにそっと寄り添い、 忘れかけた感情を呼び覚ます。 久三(きゅうぞう)は、痛みも、喜びも、迷いも、 「そのままの感情」で歌うアーティスト。 ラップ × バラード、語り × 詩、 静かなメロディの中に、鋭い言葉を宿す。 SNSではその日常に潜む“本音”を切り取った言葉たちが共鳴を呼び、 数々のリリース曲が、心の奥にひっそりと届いている。 心を燃やし、歌に変える。 それが Kyuzou の生き方であり、創作の核。 日本発、魂で叫ぶ男 Kyuzou。 感情を限界まで研ぎ澄まし、痛みも怒りも希望も「この歌に変える」Kスタイルの提唱者。 その声は叫びのように熱く、祈りのように静かに響く。 「それぞれの旗」「冷静なる支配論」「首輪の国、裸の勇者」「錆びた鼓動」 どの曲も、聴く者の心を撃ち抜く感情の刃を放つ。 Kyuzou の音楽は悲しみを拒まず、それを愛に変える。 そして、屈しない心と生きる誇りを掲げる音楽。 聴く者の胸に灯をともす、それが Kスタイル。 「この歌が残るなら、それでいい。」 その信念のもと、Kyuzou は今日も魂を鳴らし続けている。

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