Lyric

この制服が私の寿命

着れなくなれば何かが終わる

その命日がそこまできてる

逃げ出すなら今と踏切が言う

明日になればこの命も

消えていなくなってしまうのかな

学生は言うこの先が怖い

私は言うこの先は無い

迷いながら進む汽車が今

夜に紛れ空に泣いたんだ

取るに足らないこの命では

何も変えることが出来ないんだ

このセーラーが私の心臓

汚れたらもう替えはきかない

青春のうち青だけになり

その青さえも枯れ灰になる

名も無い日々がただ愛しくて

この曖昧が続けばいいと

私だけが残るこの日に

人生最後の我儘を言う

迷いながら進む汽車が今

夜に溶け過去に走り出したの

脆く淡い大人の手前で

終わらせたいと考えていたから

もう走らなくなる汽車が私

この一歩が踏み出せない

この人生がこの人生が

情けなく終わるところ

迷いながら進む汽車が今

朝に怯え空に泣いている

取るに足らないこの命でも

足が竦むくらい大切で

生きる言い訳を探している