翠玉のジャケット写真

歌詞

翠玉

嬉胡

赦すように露わすんだ 翠玉の瞳を

煌めいていた願望はいつも

燻る度 灰になってしまうだけ

頑丈だった夢の外殻はもう

ひび割れていた

そんなの気付いていたけど

胸の痛みを

抑えきれないのなら

もう隠しはしない

輝きに眩んで踞りそうでも

見開いて世界を映せ

その秘めた烙印は象徴に変わる

奮わすように曝すんだ 憧憬の眼差しを

整然とした現状と

ぐちゃぐちゃになった感情を

混ぜ合わせないようにしてしゃがみ込む

じゃんけんぽんな生命線

定刻通りの環状線

幸福な日々を送っていたいだけ

それでも

胸を焦がしてきた

宿願の激情はもう消えやしないのだから

霹靂の中で掻き消されそうでも

喉鳴らし己を叫べ

その緑の焔は篝火に変わる

照らすように燃やすんだ

青天に届くまで

誰かのためじゃなくて

自分を解き放って

羨望の意志は

宝石だと知った

輝きに眩んで踞りそうでも

見開いて世界に曝せ

その秘めた烙印は名声に変わる

誇るように露わすんだ 翠玉の瞳を

  • 作詞

    乃木和真

  • 作曲

    乃木和真

翠玉のジャケット写真

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    翠玉

    嬉胡

嬉胡のNew Release!
【翠玉】は、嬉胡自身の深層心理で考え抱いている「嬉胡らしさ」の部分を前面に出した楽曲。作詞作曲・レコーディングに至る全てを乃木和真(utatabi)が手がけた。
「情景・理想」が嬉胡が歌を歌う原動力の背景であること、そして嬉胡自身が抱く「嫉妬深さ」まで丸ごと愛することができるように書かれた歌詞は、聴く人全てを鼓舞することだろう。

『嫉妬心の根源は、その先の情景や理想の意志そのものである。そう思う心自体は、実は宝石のように美しいもので、見せないように隠す必要はない。その輝きは見せつけるべきだ。』

アーティスト情報

  • 嬉胡

    嬉胡(kiko) 宮崎県都城市生まれ。 2012年にバンドの楽しさを知り、活動を始める。 ソロでは2016年より、県内のライブハウスを中心に活動中。 所属しているバンドではベースボーカル、時々ピアノを担う。 自分を助けるための歌が、いつか、聞いてくれる誰かの背中に、そっと手を添えて、支えられたら、そんな歌を歌えたらそれでいい。

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