歌詞

数字の0と1の間に

数え切れないドラマがある

宇宙を目指した僕ら人類は

地球の事だってよく分からない

無邪気な言葉の無邪気な棘が

この心臓に刺さって抜けてくれない

誰かこの棘を抜いてくれ

痛い苦しい助けてくれ

僕ら願った奇跡はいつも

目の前にあるのに手が届かないや

惑う世界の入口に立って

君にも優しくなれる気がした

独りになって瞳を閉じて

全ての感覚とさよならした

ところがどうだ何で涙が？

流れ出してどうにも止まりそうにない

誰かこの手を握ってくれ

寒い悲しい助けてくれ

僕らどうして傷つけあうの？

この手はどうにも勇気が出ないや

惑う世界の出口の前で

かろうじて君の手握っていたいな

海岸通の貝殻達に

一つずつ想いを込めて

神様に祈るように

この願いを叶えてくれ

悲惨な映像が垂れ流しだ

目で捉えていたのに背けていたんだ

依然惑う世界の入口の前だ

扉から漏れた光を浴びて

救われたんだ