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往年のダコタ・スイートの名曲を、クエンティン・サージャックのピアノ伴奏で。
静寂と共に降りてきた冴えた空気に紡がれ、そっと灯される、愛しい人へ捧ぐ冬の歌。
dakota suite & quentin sirjacq (ダコタ・スイート & クエンティン・サージャック) の新作「wintersong」をリリースします。
本作は、2015年にSCHOLEが主催した dakota suite & quentin sirjacq の日本ツアー来日中に録音された作品となっております。雪が時折ちらつき、春を待つ3月上旬、ツアーは開催されました。
dakota suite (クリス・フーソン)のまるで命を削るかの様に絞り出され、今にも静寂の中へ消えてしまいそうな歌声と、クエンティン・サージャックの楽曲の世界観を十二分に引き出す美しいピアノによって、往年の dakota suite の名曲が演奏されました。
楽曲に気持ちが入り込むあまり、歌えなくなりそうなクリス・フーソンをクエンティン・サージャックの見事なピアノバッキングが支え、導いていきます。歌とピアノという、とても潔く、シンプルな構成となっているため、dakota suiteの世界観、そしてクエンティン・サージャックのピアノアレンジの上手さが際立ちます。
アルバムタイトル楽曲でもある「wintersong」は dakota suite 活動初期にあたる1998年の発表となっており、それ以降、アルバムごとに不定形編成で活動してきましたが、その中でも一貫して描かれ続けた妻への愛や悲壮美は、録音会場に張り詰めた空気感をもたらし、一音、一音、そして静寂までも慈しむように向き合う純粋なその演奏は、これまで同様に唯一無二の美しさを感じさせてくれます。
イングランド・リーズで結成されたChris Hooson(クリス・フーソン)の内面的世界を表現するために結成。1998年に『Alone With Everybody』でデビュー。これまで約20枚のアルバムを発表している。 編成は作品ごとに変化するが、スロー・コア、サッド・コアと呼ばれる哀しみに満ちた音楽を作り続けている。近年はQuentin Sirjacqをサポートメンバーに加え、「dakota suite + quentin sirjacq」として作品を発表し、日本ツアーも2015年に開催した。
フランス人作曲家・ピアニスト。 ハーグ王立音楽院及び、カリフォルニア州オークランド・ミルズ大学にて作曲と即興演奏を習得。 デビュー作「La Chambre Claire」の発表以降、ソロでの活動のほか、Chris Hooson (dakota suite)をはじめ、アメリカ、オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、イタリア、イギリス、フランスなど多くの国のアーティストとコラボレーションを行っている。 また、テレビや映画、ドキュメンタリーの音楽も多数手掛け、フランスのラジオで放送された、ゴンクール賞を受賞し世界的ベストセラーを記録したマルグリット・デュラスの小説「愛人 / ラマン」の背景音楽を手掛けたほか、フランス映画「Bright Days Ahead(Les Beaux Jours)」のサウンドトラックを手掛け、SCHOLEよりリリース。 その他、SCHOLEより2011年にソロデビュー作となる「La Chambre Claire」の国内盤を発表。翌年には初の単独来日公演も行い、東京滞在中に録音したセカンドアルバム「Piano Memories」をリリースし、dakota suiteとの共作「there is calm to be done」のリリースを記念したツアーも2015年に開催。2016年、3枚目のオリジナルアルバムとなる「far islands and near places」をリリース。
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