その退屈の畦で
少し長い話がしたい
掛けた声は遠く
まるでとわずがたりのように浮かぶ
「たとえば
いちばん鮮やかな色について」
値打ちのない気障を
決め込んでもなにもないけど
夕凪 揺らす呼吸
うたかたの毎日
弾け飛ばないように包む
ハレーションはカーテンみたいに
さらさらとなびいて
目を透かせば
ちょっとむくれた顔のまま
歩いている
たしかな温度挟む対話
ふとうれしくなる
夢のふちに思惟の森で会った
似つかわしくないね、
モルタルの防波堤に響いて
細波ゆらぎ 西陽と織りなして
補色に染めていくのを
あなたと見ていた
目を透かせば
ちょっとむくれた顔のまま
歩いている
長くは続かないけど
今はいつまでも
目を透かせば
ちょっとむくれた顔のまま
歩いている
たしかな温度挟む対話
ふとうれしくなる
- Lyricist
Natsumi Ikeda
- Composer
swimmy
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swimmy
This album is the live recording of the acoustic concert (no audience) held at Manshouji Temple in Yokosuka City in March 2022.
Artist Profile
swimmy
We are a band of four individuals with different professions, ages, and preferences, creating songs at our own pace without sticking to a single style.
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