

昨日のことなのに
まだあなたが隣にいるみたい
思い出すたび
また少し笑ってしまう
美味しいねって言いながら
くだらないことで笑ったね
楽しそうなあなたを見て
私まで嬉しくなった
欲しいなんて言ったから
景品ひとつに本気になって
取れるまでやめないあなたを
笑いながらずっと見てた
こんな時間がずっと
続けばいいと思うほど
帰る時間はいつだって
あっという間に来てしまう
本当はホームまで
あなたを見送りたかった
だけど最後の顔くらい
笑っていたかったから
「またね」って手を振った
ちゃんと笑えてたつもりだった
強がる私のことなんて
あなたは全部気づいてたんだね
一人になった車の中
すぐには前を向けなくて
泣いたらもっと逢いたくなるから
涙をずっと我慢した
そろそろ行かなきゃって
顔を上げたその先に
帰ったはずのあなたを見た瞬間
溢れだす涙を止められなかった
どうしてそこにいるのって
涙を隠して言った私に
心配だったからって
あなたはそっと近づいた
「一人で我慢するな」
その一言が優しすぎて
「俺の前ではもう
強がらなくていい」って
何も言えない私の頭を
大きな手で撫でてくれた
泣いてる顔を隠さなくても
あなたはそばにいてくれた
笑ってる顔だけじゃなくて
隠した涙まで見つけてくれる
大丈夫って言う私より
大丈夫じゃない私を知ってる
愛されるってきっと
こういうことなんだね
何かをしてくれることより
何も言えない時に気づいてくれること
あなたに逢えてよかった
あの日あなたがいてくれて
堪えてた涙が溢れた時
やっと素直な私になれた
逢えない時間があっても
寂しい夜がまた来ても
私はもう迷わない
あなたを愛したこと
間違いじゃなかった
何度でもあなたを選ぶよ
帰り道
涙はまだ残ってたけど
なぜか心はあったかかった
あなたでよかった
本当に
愛した人があなたでよかった
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MAMA
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