

あなたと撮った写真は
もう時候になってしまった
泣かないでって優しく
笑う顔は意外だった
そばに居たものはいまさら 儚く
散って
金平糖は砕け散った
ああ いまさら
砂時計は噛み合わない
素直になりたかった
もう
あ、痛いな
空っぽになった瓶には
星屑
あなたと行ったホテルはもう
取り壊されてイケなくなった
「そばにいて」いてなんて我儘を
君はひとつも言わないから
3.14(最初)にくれたプレゼント
あの小さな粒の金平糖
「君みたい」って笑う顔はもう
ああ 砕けた
振り返った
蘇ったのは
意味が無いものには無頓着だったはずなのに
君はタバコに接吻をする
肺だけじゃなくて愛も弱っていくよ、だなんて
あの頃の私には言えないな
あなたと撮った写真は
もう時候にもならなくなって
泣いてる私に
笑うのはあなたじゃなくて
ああ いまさら
砂時計は噛み合わない
素直になれなかった
もう 会えないな
空っぽになった瓶には
積もった灰と愛のこもった
思い出のあの写真
- 作詞者
3℃
- 作曲者
3℃
- プロデューサー
空想音色
- ギター
空想音色
- ボーカル
空想音色
- ソングライター
3℃

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ストリーミング / ダウンロード
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空想音色
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空想音色
- ⚫︎
こんぺいとう
空想音色
――a small light that quietly finds you
ひとりの声とアコースティック・ギターからはじまった物語は、静かなぬくもりをまとった小さな灯りになる。
雨粒のしたたる窓辺、ノートの余白、誰にも見せないため息のあとに残る、かすかなまぶしさ。
弾き語りの息づかいとともに紡がれた7つの歌たちの光が届きますように。
アーティスト情報
空想音色
空想音色は、ささやき声とアコースティック・ギターで“光と闇のあわい”を描くソロ・プロジェクト。最小限の言葉と残響で日常の静寂を照らす、淡く透きとおったミニマル・サウンドスケープ。
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