Lyric

いつも天使の言葉は

やさしくて　さびしくて

もう固く閉じた腕を開いて

僕を抱き返してはくれない

I still love the world

歌いながら　逃げてゆく

透過色　蒼く

どこかで　歌い続けている

いとおしき君が舞い降りるには

「どこを選ぼうにもどこも真白で」

君は諳んじるけれど

あの日のままよごれた僕に

いたい旋律

羽のない僕はまだ

霧の中　地を走る

冷えてゆくはだしで

立ち尽くす果て

冬の太陽が射す

何処へも召されない、消えない

君の知らない

僕だけがいる世界に、Ah

哀しみだけが

深く降り積もる

翼有る君だから

霧を裂き空をゆく

冷えてゆく大地で

来訪を待つ時

立ち枯れの林を

跡も見ず飛び去る、遠ざかる

君は知らない

残される者の世界に、Ah

哀しみだけが

深く降り積もる、まるで

優しさのように

深く降り積もる

いつも天使の言葉は

やさしくて　さびしくて