歌詞

この町にだって、って伸ばした腕

日傘なんて夕方に溶けて

想像してる程簡単じゃないんだって

このレールを巡るだけの旅

安いLEDの光でもハイになれるんだ

ラストシーンにはぴったりじゃない？君は笑った

欠伸するクレーンを見上げて眩しがった

本当は何が欲しい？

爪先で描いた境界線なんて今踏み越えたら

淡い夢をその形にしたディテールの拙いテレビで

走査線の中を跳ね回るように君が笑う

この甘い音色、夕立の色、すべての幸せが嘘なら

きっと悲しみも書割の空と同じだ

この町にだって、って伸ばした腕

日傘なんて夕方に溶けて

想像してる程の夢じゃないんだって

このホイールが回ってる間

飛行機雲を見上げて眩しがった

本当は何が欲しい？

黒いヴェールの向こうに異世界は無いよ

でも、信じていたい

今夜だけの夢でいいから

君を笑わせていてよ

淡い夢をその形にしたディテールの拙いテレビで

走査線の中を跳ね回るように君が笑う

この甘い音色、夕立の色、すべての幸せが嘘なら

きっと悲しみも嘘と同じだ

この町の向こうにはこれよりずっと大きなやつがあるらしい

いつか見に行きたいな君の手を取り僕が笑う

この甘い音色、夕立の色、すべての幸せが嘘でも

きっと悲しみは走り出せば振り切れるんだ