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歌詞

砂を噛む

UMake

走る駅のホームで

終電でもないのに駆け込む

人もまばらな車両

鈍い夜の苛立ち

どうせ同じ路傍の石だろ

味もしない毎日

がたん ごとん

揺られる 無意味な箱庭

虚ろな 視線の

先には 何もなくて

明日が来たって 何に期待したんだっけ

いつか見た夢が環状線に流れてく

張り付いた喉を 潤すためだけ

また砂を噛む

響く非常ベルに

誰も興味を示さないまま

素通りする風景

椅子に縫い付けられ

軽く目線を渡しただけで

誰かの陰に混じる

からん ころん

からまわる 乾いた 雑音

耳さえ 塞げば

世界に 一人だ なんて

規則的に走る環状線の

遠心力に振り落とされないように

誰かに誰かにしがみついている

自分は無味乾燥

噛み砕けば「じゃりっ」

不味いなあ…

どうか おなじ あなの むじなでいてほしい

ねえ 列車はさ、何処へ 目的地求め

無気力な僕らをただ運んでいく

そこは極楽で 争いもなくて

味がするはずで

明日が来たって 何に期待したんだっけ

いつか見た夢が環状線に流れてく

張り付いた喉を 潤すためだけ

また砂を噛む

  • 作詞者

    中島ヨシキ

  • 作曲者

    伊東健人

  • プロデューサー

    Command S

  • レコーディングエンジニア

    大滝勝也

  • ミキシングエンジニア

    大滝勝也

  • ボーカル

    UMake

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伊東健人と中島ヨシキによる、声優でありシンガーソングライターユニットの【UMake】
そして1月に続き、2025年にミニアルバム2枚目をリリース
先行配信した【Lazy Morning】を含む、バラエティに富んだ全6曲を収録!

アーティスト情報

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