歌詞

感情が　遠回りして

本質がちゃんと伝わらない

すれ違い　ただのお飾り

深読みしないで　届いてくれよ、心

本当に言いたかった言葉も　勝手に形を変えてしまう

ふわふわり蝶のように　消えゆくものだと知ってても

最高の瞬間も永遠なんてことはなくて

過去の栄光を振り翳したりしてさ

どうせまた剥がれ落ちていく　理想的、つまらない嘘

またひとつ言葉を奪われたら

なにひとつ届け方わからない

綺麗に整えた詩でしか表せない

他人事みたいな感情

揺れる　その手を

例えるとしたら何としよう？

紡ぐ　言葉が

捻じ曲がるくらいなら　なかったことにするよ

がむしゃらに書き散らす夢とか　直情的な愛だとか

同じ星にいるのに　言葉を尽くそうとしない

言い訳が得意で　くだらないジョークも言うけど

大切なことだけは　シンプルにして

抜け落ちたページの端に　以心伝心するはずもないから

広がり続ける　小さな想い

一つの言葉に無限の意味を込めて

またひとつ言葉を喪うけれど

またひとつ言葉はうまれてゆく

『サヨナラ』整えない今のまま　伝うリリック

このままウタにしよう

感情が　遠回りして

本質がちゃんと伝わらない

紡ぐ　言葉も

少しずつ紐解いて　きみだけのものにして