花芽吹き 頬を染め
大地(ここ)に命咲かせる
桃色に 咲き、ふわり
宙まで届くように
胸張って 空見上げて
君の音、耳澄ます
春風が撫でてゆく
例えば口に出さなくとも
例えば遠く離れようとも
例えばもう会いに行けずとも
形なき君をそっと抱きしめる
あの頃はまだ 君の音
手を伸ばせば肌 触れられて
目を合わせて 笑い合った
ただの日常は、かけがえない時
花開き 表情(かお)を変え
美しく舞い散るの
桃色に 舞い、ゆらり
地に着くその時に、
いつだって胸を張れるようにと
背筋伸ばす
夏風が誘ってゆく
時が経った今も
心にしまう思い出を
ふと脳裏に浮かぶ瞬間を
忘れはしないとそっと抱きしめる
あの頃はまだ気づかずに
心配ばかり掛けていたね
映らずとも 聞こえずとも
君を感じるの
どうか聴こえるように
花散らし 蒼く染め
夕立が葉を鳴らす
桃色に 去り、はらり
輝く太陽に照らされた
川面に今、わたしの道をつくろう
秋風が知らせていく
冬星は煌め逝く
刹那に生きたいと大地を踏み締めて、
咲そう
数多の蕾は
花芽吹き 頬を染め
大地(ここ)に命咲かせる
桃色に 咲き、ふわり
宙まで届くように
胸張って 空見上げた
私に君微笑む
春風が撫でてゆく
- Lyricist
AIJU
- Composer
S4G
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- ⚫︎
cherry blossom
AIJU
「桜」は元々は「櫻」という漢字で、ふわりと実のなった桜を、貝の首飾りをつけた女性に見立てて形になったという説があります。(諸説あり)
今目の前にある美しいこと、
常に変化し、四季があり、
生きているからこそ出逢うこと、
”桜、ゆらり”は、AIJU 神谷愛樹 の在りたい姿を、桜に例えて書きました。
歌詞を書いている時、私の祖父、祖母、母、歌手になる道を応援してくれている皆様を想い歌詞にしました。
是非聞いてくださった方にも、
心に思い浮かべた人、記憶、景色を、大切に聞いて頂きたいです。
聴いてくださる皆様が、多種多様の捉え方で、様々な感情を持つような歌だと嬉しいです。
“桜、ゆらり“ が皆様の心に届きますように。
AIJU
Artist Profile
AIJU
Born in Obu City, Aichi, Japan, studied abroad in Achi Village, Nagano, Japan, and left for Tokyo after one year of study abroad in a mountain village. Also, I joined the dance club and practiced hard every day for 3 years to be the best in Japan. I practiced hip-hop, jazz under the guidance of a coach who is a professional jazz dancer, and other genres such as girls, R&B, house, choreography, etc. and Choreography (5th best in the country). Currently, she attends en dance studio and learns all genres of dance, mainly hip-hop, girls, choreography, etc.
AIJULAND