Lyric

朝日のように輝く笑顔で

只見線に手を振る子供たちへ

ブナの木のように何百年と

ゆっくり時間をかけて

まっすぐ伸びなさい

黄金に稔った稲 風に棚びく

只見のお米を「おかわり」して「ばがんめぇ！」って

そんな風に おかと、おとっつぁを笑わせてやれよ！

愛され、愛した。

この町で、見守っているよ。

只見の空を金の龍が昇る

打ち上げた祈り

心と心をつなぐ

只見の空に咲いた花が

あなたとわたしを結ぶから

(一緒にあいべ)

ねっかさすけねえ

雪解け芽吹くカタクリの花

顔を上げてあなたの旅立ちに山笑う

火の鳥のように「生命」を燃やせば

川霧は晴れて 虹色になれる

晴天に響く初夏の鼓動が連鎖する

いわなの里で「釣れた魚！」「刺身にしてけろー！」

そんな風に おかと、おとっつぁを困らせてやれよ！

愛され、愛した。

この町で、見守っているよ。

只見の空を金の龍が昇る

打ち上げた祈り

心と心をつなぐ

只見の空に咲いた花が

あなたとわたしを結ぶから

(また来てけやれ)

ねっかさすけねえ

満点の星を駆ける最終列車が

汽笛を鳴らせば ようまに舞う源氏蛍

そーしっと 窓上げて 手を振り返そう

愛され、愛した。

この町で、生きたわたしへ

只見の空を金の龍が昇る

打ち上げた祈り

心と心をつなぐ

只見の空に咲いた花が

あなたとわたしを結ぶから

(いつでも帰って来やれ)

ねっかさすけねぇ