THE PIANO CROWのジャケット写真

歌詞

生命の川

鴉田 陽太郎

流れる川の小さな淀みに生まれた

泡沫に何を思う

少年は正しさの呵責に苛まれながら

人とは違う道を探す

友や家族に素直になれずにいつしか

軋轢が増えてゆく

若すぎたそれだけの

言葉で許される程の

過ちこそ青春なのだろう

気づけば引き返せない

生まれ落ちたその日から

今はもう迫り来る

明日を受け入れるしかない

母より受け継がれし

生命の軌跡我の背に

運命の中に擦り切れ流れる

愛の川を泳ぎ疲れて

たどり着いた

その場所こそ答えなんだ

生きてゆく力の限り

この心失くすその日まで

抗うことのできない現実ばかりに

逆らう気持ちが募る

立ち止まり振り返る

それさえ許されぬままに

人生の川は流れる

いくつも時代を重ねて

その中で気づき始める

今を生きることでしか

邪念は振り払えない

父より受け継がれし

生命の血潮誰の手に

風立ちぬ季節の移ろいさえ

白く滲む時の流れに

問いかけて

何度も僕らは夢を見る

もうあの頃には戻れない

旅の途中風の谷で

母より受け継がれし

生命の軌跡我の背に

運命に心打ちひしがれても

歩き続け生きてく その意味

神より授けられし

生命の意味を考える

その度胸が苦しくなるんだ

二度と同じ時は刻めない

追いかけて

いつまでも変わらぬ夢を

もうあの頃には戻れない

人生に流れる生命の川よ

  • 作詞

    Yotaro Karasuda

  • 作曲

    Yotaro Karasuda

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約9ヶ月ぶりのリリースとなる本作は、前作の電子的な世界観から打って変わりピアノとバンドサウンドを主体とした、いわば原点回帰的な作品となった。全曲をアメリカ・アリゾナ州で製作・レコーディングし、サウンドやアレンジ、細かなコーラスワークまでこだわったこのアルバムには、作曲を始めた15年近く前から温めていたものから、アリゾナの地で新たに書き下ろした最新曲まで、彼の半生を作品にしたものと言っても過言ではないだろう。

アーティスト情報

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