ただ鮮やかな街並みは
痛みを忘れさせていく
昨日の雨で錆びついた
銀色の心が光る
Lancaster Gateの散歩道
未だ昼間なのに薄暗い空の下
凍てつくほどの冬風が
僕の心に
Blowing, blowing
僕は何を守るため
もう一度ここに来たのだろう
見えない闇に心が震えている
僕は何を失って
ほんとの優しさを知るのか
知らずに傷つけた人たち
今でも思い出すよ
誰かの歌に誘われて
いつからかこの場所にいる
湿った空が悲しみに
暮れた人の言葉溶かす
National Railに揺らされて
遠ざかっていく都会を見ていた
雨粒の落ちる窓の外
ただ虚しさだけが
Swirling, swirling
僕の負った擦り傷の
痛みは僕をすり抜けて
もう二度と僕を
立ち上がらせぬように
そこに愛がまだあるなら
支配がそこにまだあるなら
僕はどちらを選ぶべきだったのか
分からない
寒さの残るこの場所に
春風がただ吹き抜ける
いつか眩しい太陽が
啓蟄を知らせてくれる
Lancaster Gateを通り過ぎて
少し街のはずれへと歩けば
心に溢れる切なさが
空の彼方へ
Goodbye, my soul
人は自分の生き方
美しくあろうとするけど
時代はそれを許してはくれずに
雨は傷に染み渡り
痛みに人はのたうちまわる
そして風に吹かれて乾いた心
I don’t wanna die…
- Lyricist
Yotaro Karasuda
- Composer
Yotaro Karasuda
Listen to Sore ~rainy days~ by Yotaro Karasuda
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Yotaro Karasuda
約9ヶ月ぶりのリリースとなる本作は、前作の電子的な世界観から打って変わりピアノとバンドサウンドを主体とした、いわば原点回帰的な作品となった。全曲をアメリカ・アリゾナ州で製作・レコーディングし、サウンドやアレンジ、細かなコーラスワークまでこだわったこのアルバムには、作曲を始めた15年近く前から温めていたものから、アリゾナの地で新たに書き下ろした最新曲まで、彼の半生を作品にしたものと言っても過言ではないだろう。
Artist Profile
Yotaro Karasuda
2020年、Apple Music・Spotify等主要サブスクサービスにアルバム・シングルを配信開始。
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