THE PIANO CROW Front Cover

Lyric

Sore ~rainy days~

Yotaro Karasuda

ただ鮮やかな街並みは

痛みを忘れさせていく

昨日の雨で錆びついた

銀色の心が光る

Lancaster Gateの散歩道

未だ昼間なのに薄暗い空の下

凍てつくほどの冬風が

僕の心に

Blowing, blowing

僕は何を守るため

もう一度ここに来たのだろう

見えない闇に心が震えている

僕は何を失って

ほんとの優しさを知るのか

知らずに傷つけた人たち

今でも思い出すよ

誰かの歌に誘われて

いつからかこの場所にいる

湿った空が悲しみに

暮れた人の言葉溶かす

National Railに揺らされて

遠ざかっていく都会を見ていた

雨粒の落ちる窓の外

ただ虚しさだけが

Swirling, swirling

僕の負った擦り傷の

痛みは僕をすり抜けて

もう二度と僕を

立ち上がらせぬように

そこに愛がまだあるなら

支配がそこにまだあるなら

僕はどちらを選ぶべきだったのか

分からない

寒さの残るこの場所に

春風がただ吹き抜ける

いつか眩しい太陽が

啓蟄を知らせてくれる

Lancaster Gateを通り過ぎて

少し街のはずれへと歩けば

心に溢れる切なさが

空の彼方へ

Goodbye, my soul

人は自分の生き方

美しくあろうとするけど

時代はそれを許してはくれずに

雨は傷に染み渡り

痛みに人はのたうちまわる

そして風に吹かれて乾いた心

I don’t wanna die…

  • Lyricist

    Yotaro Karasuda

  • Composer

    Yotaro Karasuda

THE PIANO CROW Front Cover

Listen to Sore ~rainy days~ by Yotaro Karasuda

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  • 1

    A Way in the Life

    Yotaro Karasuda

  • 2

    Phoenix

    Yotaro Karasuda

  • 3

    blame

    Yotaro Karasuda

  • 4

    Inochi no kawa

    Yotaro Karasuda

  • 5

    Sora

    Yotaro Karasuda

  • 6

    Limit

    Yotaro Karasuda

  • ⚫︎

    Sore ~rainy days~

    Yotaro Karasuda

  • 8

    Petrichor

    Yotaro Karasuda

  • 9

    9880days

    Yotaro Karasuda

  • 10

    Hatsukaze no memory

    Yotaro Karasuda

  • 11

    Adversity

    Yotaro Karasuda

  • 12

    Eternal

    Yotaro Karasuda

約9ヶ月ぶりのリリースとなる本作は、前作の電子的な世界観から打って変わりピアノとバンドサウンドを主体とした、いわば原点回帰的な作品となった。全曲をアメリカ・アリゾナ州で製作・レコーディングし、サウンドやアレンジ、細かなコーラスワークまでこだわったこのアルバムには、作曲を始めた15年近く前から温めていたものから、アリゾナの地で新たに書き下ろした最新曲まで、彼の半生を作品にしたものと言っても過言ではないだろう。

Artist Profile

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