THE PIANO CROWのジャケット写真

歌詞

初風のメモリー

鴉田 陽太郎

アルバムを開けばあの頃の僕ら

無垢な顔して笑ってる

あんなに愛した日々を想い

そっと目を閉じる

心の中では夢物語

信じてるつもりでいても

現実は無情なほど時を止めず

別々の道へ

熱い夢から醒めた時

数えきれない涙と

きっとこの先に待つ未来こそ

遮れない命

悲しみが過ぎ去ればいい

風に惑わされて

今を生きることが何か不安でも

この胸に込み上げる

愛情を捨てないでいる

僕は何もできない

この胸にいつも初風のメモリー

あなたを忘れたふりをしていた

梅雨空霞む6月

誰もいない部屋で一人聴いた

思い出の歌に

忘れじの空遠い過去

二人過ごした季節は

きっと一番幸せな日々と思い

耐えきれない気持ち

悲しみを連れ去ってくれ

この胸の中から

嵐のように去ってどこか消えてくれ

昨日より少しだけ前を向いて歩こう

今はそれだけでいい

いつの日も消えぬ初風のメモリー

過ぎ去ってく日々は

誰にも止められない

時は淡く虚しく流れてく

その速さにただ流されないように

あなたの声

僕らの夢

昨日の風さえも

悲しみが過ぎ去ればいい

風に惑わされて

今を生きることが何か不安でも

心より大切な人に捧げる歌を

歌うこともできない

愛情に触れたままで

思い出は消えてなくなっていく

辿り着いた場所に

あなたがいなくても

この胸に込み上げる

愛情を拭えないでいる

僕は何もできない

限りない道を瞬きもせずに

ただ歩いていく

もう一度

  • 作詞

    Yotaro Karasuda

  • 作曲

    Yotaro Karasuda

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約9ヶ月ぶりのリリースとなる本作は、前作の電子的な世界観から打って変わりピアノとバンドサウンドを主体とした、いわば原点回帰的な作品となった。全曲をアメリカ・アリゾナ州で製作・レコーディングし、サウンドやアレンジ、細かなコーラスワークまでこだわったこのアルバムには、作曲を始めた15年近く前から温めていたものから、アリゾナの地で新たに書き下ろした最新曲まで、彼の半生を作品にしたものと言っても過言ではないだろう。

アーティスト情報

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