

ドンと鳴れ 夜の太鼓
しゃんと弾け 三味の糸
行灯ゆれる 奥の間で
今宵 宴が始まる
金の屏風に 影が揺れて
襖の龍が 月を睨む
白檀の香が 胸をほどき
紅を差した 夜が笑う
打掛の裾 畳を滑り
簪ひとつが 嘘をつく
御鈴廊下に 風が通れば
上様さえも 目を逸らせない
扇ひらけば 花になる
閉じれば胸に 刃を隠す
この夜に 名などいらない
踊れ 踊れ 息を止めて
宴の奥で 咲き乱れ
夢か現か 舞い上がれ
燃える鼓動に 身をまかせ
今夜だけは 戻れない
宴の奥で 狂い咲け
月も知らない 恋をして
太鼓が鳴れば 運命さえ
ひらり ひらり 踊り出す
庭の池には 月が沈み
水面に揺れる 紅い影
鹿威しが こーんと鳴って
隠した胸を 揺らしてく
竹のしずくが 時を打てば
誰かの吐息 闇に消える
言葉にすれば 罪になるなら
瞳だけで 伝えればいい
追いかけて 逃げてゆく
抱き寄せて ほどけてく
鈴の音が 遠く響けば
踊れ 踊れ 名を捨てて
宴の奥で 咲き乱れ
夢か現か 舞い上がれ
燃える鼓動に 身をまかせ
今夜だけは 戻れない
宴の奥で 狂い咲け
月も知らない 恋をして
太鼓が鳴れば 運命さえ
ひらり ひらり 踊り出す
音が消えて 息が止まる
庭の闇に 月が沈む
鹿威しが こーんと鳴って
隠した胸を 揺らしてく
竹のしずくが 時を打てば
嘘も真も ほどけてく
誰が泣くのか
誰が笑うのか
屏風の影は 答えない
ひとつ鳴れば 夜が開く
ふたつ鳴れば 夢燃える
三味の糸が 闇を裂き
太鼓が胸を 呼び覚ます
踊れ 踊れ 名を捨てて
咲けよ 咲けよ 夜の花
戻れぬならば なおさらに
今宵すべてを 舞い上げろ
宴の奥で 咲き誇れ
夢も現も 越えてゆけ
燃える命を 鳴らすなら
今宵だけは 止まらない
宴の奥で 狂い咲け
月も知らない 恋をして
太鼓が鳴れば 運命さえ
ひらり ひらりと 踊り出す
ドンと鳴れ 夜の太鼓
しゃんと弾け 三味の糸
鹿威しが 夜を打って
まだ宴は 終わらない
ドン ドン しゃらりら
ドン ドン しゃらりら
奥の奥まで 花が舞う
まだ宴は 終わらない
- 作詞者
M-key, MIKI INOUE
- 作曲者
M-key, MIKI INOUE
- プロデューサー
MIKI INOUE
- レコーディングエンジニア
MIKI INOUE
- グラフィックデザイン
MIKI INOUE
- ギター
M-key
- シンセサイザー
M-key
- ボーカル
M-key
- ピアノ
M-key
- ソングライター
M-key, MIKI INOUE

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夢か現か
M-key
「夢か現か」は、江戸時代の大奥を思わせる宴の情景を舞台にした和風ダンスロック。和太鼓、三味線風リフ、琴の響き、強いベースラインが絡み合い、夢と現の境界を越えていくような妖しく華やかな世界を描き出す。M-keyならではの歌謡ロック感と、映像的な和の祝祭感が融合した一曲。



