The Boat of this Evening Front Cover

Lyric

The Boat of this Evening

Wi SHOBU

浜尾に浮かぶ

頼りない舟

狭間の空の色に

帆を染めて

碇を揚げれば忽ち

彷徨うような心地

それでも止められないから

然らば往け

己が心が求める地へ

風を望むのなら

何時でも与えられよう

然らば往け

険しい波間を捨て虚空を

切り裂いた軌跡が旅路と為り、

風が吹き抜ける

最果ての地へ

君の舟が

海を渡る

わたしは見送るだけ

手を離して

叶えたいものは

水平線のように淡く

それでも見つけたのだから

然らば往け

君の瞳が焦がれる地へ

道を尋ねるなら

何度でも打ち鳴らそう

然らば往け

痛ましい傷も誇り高く

踊らせた身体ははじまりを覚えている

君を連れ出す

君は

今も何処かで

同じ空の下で

真っ新な足跡を愉しんで

然らば往け

果てない願いが溢れる地へ

君が望むのなら

何時でも声を貸そう

然らば往け

激しい叫びで裂け 真宵を

響いた産声は 星々の応えを喚ぶ

君を照らし出す

  • Lyricist

    Wi SHOBU

  • Composer

    Wi SHOBU

The Boat of this Evening Front Cover

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