Lyric

想い出が詰まったおもちゃ箱

すすけた仔犬のぬいぐるみ

手の取れば悲しそうな目で

僕の顔を見つめる

そうだね昔は何時も一緒

遊ぶ時も眠る時も

なのに何時の間にか君を

一人ぼっちにしてしまった

叶えられればもう一度

あの頃に帰りたい

夢を失くした今僕には

安らぐ場所も無いから

今でさえ忘れることはない

友達と君を奪い合い

茶色の長い耳が取れて

悔しくて泣いたこと

けれどもこうして振り返れば

笑いたくて仕方ないよ

だって僕の自慢だった

君が可愛い証拠だから

弱虫だった僕だけど

泣きながら振り向けば

何時でも君が直ぐ後ろで

強くなれと言っていた

(間　奏)

優しさを忘れてしまったら

もう２度と君と話せない

あんなにお喋りしてたのに

君はもう話さない

大人の世界を知ったなら

人は優しくなれないの

あれほど大好きだった

君は何処かに消えて行った

少しは強くなれたかな？

君と写った写真を

手に取って何度見つめても

君はただのぬいぐるみ