Lyric

唐突に浮かぶ歌を

口ずさみ歩く

通い慣れた帰り道

ゆらりくらり

言いだせやしない言葉

呟いてみては

やたららしくない台詞に

月夜も笑う

立ち止まり見渡した矢先

舞い込んだ流星

寄り添った星屑

覗き込んだ欠片が

灯した明かり

我を知る

気が付けば代り映えも

しない毎日に

何処か空虚な心

誤魔化してる

人は皆

隠している傷跡を庇い

どうか触れないでと

直向きに願う

思い思いにふけて

途方に暮れる

大胆な流星

寄り添った星屑

照らし合った憧れ

太陽の如く輝いた

群青に広がる

一夜に生命をかけ

そう 瞬く間に散った

きっと きっと

色褪せまいと

弾けて溢れる君を連れて

飛び乗った三日月

寄り添った星屑

惹かれあった幻

暁の間夢を見る

流れ流れゆく滑走路

鮮やかに彩る透過色

囚われる事なく一心に

単調な位　単調な位

月明り照らす滑走路

いつの間に霞んだ透過色

振り返る事なく一心に

どこへ向かう

なにを思う