交換したままの愛くるしい記憶を
曖昧なままで引き出しにしまってた
何度も遊ぶ前に錆びてしまうのに
何度も繰り返す
どうかしている
外気に触れるような日々が続いたから
夢を満たす色が擦れてしまう 溢れてしまうよ
肺を満たす空気が全ての意味に置き換わるようだった
上澄みだけの感傷を掬っている
口にすると安心して眠れた
大して疲れてやいないのに目を閉じる
遠くに消える鳥と青が重なる苔生す街並み
口が開く前に元の部屋まで引き戻されてしまう
今でもまだ日々の不安を真に受けてしまうんだよ
まだ心の隅で解けきっていないこと
- 作詞
鈴木遼介
- 作曲
鈴木遼介
A To Fade In の“肺と夢”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
肺と夢
A To Fade In
3rd Digital Single
アーティスト情報
A To Fade In
都内で活動中の4人編成バンド。Shoegaze、90’s emo、New Wave、Post-hardcore、北海道エモシーン等に影響を受ける。 耽美的な情景や遠い記憶を想起させる音像と言葉、冷たくもエモーショナルな楽曲を用いて孤独な心象の描写を試みる。
A To Fade Inの他のリリース