Lyric

透き通っていたはずのこの視界に

夢を見てるような曖昧さが映る

風が吹くのは感じられるのに

今は果てしなく遠い

受け入れて目覚めているつもりで

それはただこの目を開けていただけで

奥深く蠢くものは何も見えない

恐れて探してもいなかった

あまりにも情けない時を過ごしてきたけど

私の知るこの世界では過去には戻れないから

全部に意味があると思いたいんだ

幸せ急がせ　目の前の真実に

気付いてしまわぬように浅い息継ぎをしてた

叶えて重ねていくつもの軌跡を

辿るはずなのに歩きだせなかった でも許していこう

またあなたがくれた優しさの形

返したい気持ちは行方を知らず

描く蒼い未来に身を委ねて

遥か遠くを見つめる

巡り会い渡された微笑みの種を

芽吹かせるほどの想いを蓄え

空見上げよろけている蕾たちを

光らせることができれば

私だけに与えられた使命なるものがあれば

せめてそれくらいは果たして潔く帰りたいだって

やり直すために此処に来たくはないから

求めて覚えて眺めてた乾きこそ

潤い満たされない内側の叫びだろう

認めて聴こえて託され続いていく

試される旅の中でつながれた分だけ愛していこう

遠回りばかりのこの私さえも許していこう

名を呼ばれた分だけ愛しいていこう