Lyric

眩しい朝の甘い光に

包まれてる　抱かれてる

眩しい朝の凛々しい君を

痛いくらいに夢見てる

悲しい僕の昔話

優しい君は寂しがりで

弱く脆く抱え込んで

意気地なしの僕はたださ

隣にいて袖を握る

寂しい時の　悲しい時の

胸の内をよく覚えてる

忘れないで　忘れないで

忘れないで　忘れないよ

同じ歩幅で　同じ速度で

歩くことができたなら

同じ時間の　同じ世界の

片隅でさ愛し合えたら

私たちは違う歩幅で

違う速度で違う時間を

流れていく　流されてく

様子はまるでウサギとカメ

私たちは違う世界で

違う瞳で違う涙を

流していく　流されてく

ふたりはまるでウサギとカメ

ねぇ僕は　ねぇ僕は

ゆっくりでしか歩けないんだ

ねぇ僕は　ねぇ僕は

きっと僕としか話せないんだ

ねぇ僕は　ねぇ僕は

ゆっくりでしかわかならないんだ

ねぇ僕は　ねぇ僕は

きっと僕だけじゃ話せないんだ

君はそんな僕に気を遣って

眠っちゃったとか嘘ついて誤魔化して

ちゃんと待っていてくれる

だからさノロマな僕も

歩いて行けるんだ、少しづつ

君が眠るその前に

眠ってしまうその前に

もしも、いつか追いつけたなら

また少し一緒に歩こうよ

枯れた木に少し寄り添って

零れた雫を隠すように

小さい雨が降ってきて

実ればいいな、青いリンゴが

小さな手に導かれて

溢れた想い分かち合うように

大きな明かりがやってきて

咲いたらいいな、赤い花が

冷えた指先で心をなぞり

音をなぞり溶かしては

大きな手で握りしめて

まるごと全部抱きしめて

私たちは違う歩幅で

違う速度で違う時間を

流れていく　流されてく

様子はまるでウサギとカメ

私たちは違う世界で

違う瞳で違う涙を

流していく　流されてく

ふたりはまるでウサギとカメ

ちょっと昔の僕の話