夏を綴じる (feat. 初音ミク)のジャケット写真

歌詞

夏を綴じる (feat. 初音ミク)

shinono

教室の後ろ側から眺める

机の並びがどうも落ち着かなくて

ドアの隙間に挟まった黒板消し

数分後を予測しては笑ってた

汗ばんだ空気に陽光を遮るには

薄すぎるような気がする濁った窓ガラス

チャイムの音なんてみんな聞いてない

これも日常か、と笑ってはまた憂う

もう一年も経たないうちに

僕らは一人ずつ違う道を選んでいく

それがどんなことなのかはわからないけど

いつか、いつか、を並べては笑ってる

教室の窓あたりに目をやった

ぽつぽつと並ぶ背丈少し伸びたみたい

蝉の鳴き声が聞こえるこの頃

画面を埋める自撮りも逆光が多くて

制汗剤の匂い

誰かのこぼしたお菓子の匂い

ひとりきりになってもどうやってもつくれない

夜な夜な恋を語っては呆れて

これも一興かとかっこつけては笑う

もう一年も経たないうちに

僕らは一人ずつ違う道を歩いていく

それにどんな後悔を歌おう?何を苦しもう?

いつか、いつか、笑えたらなんて思ってる

予鈴が鳴って慌てて駆けたあの日々が泣き叫ぶように

在り来りに泣いていた

あの日の僕は笑っていた

もう一年も経たないうちに一人ずつ迷った僕らは

呆れも見せずに笑いあって本音を繕い微笑を浮かべて

なんでもないように笑うの?

もう一年も経たないうちに

僕らは一人ずつ違う物を背負っていく

愛だとか命だとかそんなの全部違うけど

なんだっていいさ僕らを燃えさせるのは

いつか、いつか、と考える僕らだけだ

  • 作詞者

    さらだまりね

  • 作曲者

    shinono

  • プロデューサー

    shinono

  • ギター

    shinono

  • ベースギター

    shinono

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