Lyric

冷めた紅茶の独特の苦味と

雨を知らせる湿った匂いが

僕を引き戻した

精彩を欠いている季節は

過不足ないリズムをとりながら

刻々と行く、それだけ

億劫になって、

取り繕って

お前って一体何だって

突きつけられて

時雨心地

あいも変わらず泥に塗れて

そもそも僕が居なくても成り立つ世界で

なら…

必要性なんて…

でもそこに一つ

居てもいいよって言われた気がしたから

言ってくれた気がしたから

泥を弾きとばして

華々しく

咲き乱れて

あなたに届くまでもっと

厭世観弾いて

煌々と輝いていよう

次は誰かを照らせるように

この音楽は

まだ終わらない

届くかな

名も知らぬあなたまで

この音楽は

まだ終わらない

届くかな

名も知らぬあなたまで

見てた夢の後味の悪さと

朝を知らせる妬ましい音が

僕を引き剥がした

精彩を欠いている季節が

過不足ないリズムを強要し

着々と逝く、それだけ

普通になって

取り繕って

お前って一体誰だって

突きつけられて

乱れ心地

あいも変わらず泥に塗れて

頭ん中の音楽は

鳴り止まぬまま

泥を跳ね除けて咲く花の名は

泥を弾きとばして

華々しく

咲き乱れて

あなたに届くまでもっと

厭世観弾いて

煌々と輝いていよう

次はあなたを照らせるように

この音楽は

まだ終わらない

届くかな

名も知らぬあなたまで

この音楽が

まだ聴こえるかい

届くかな

未だ見ぬあなたまで