歌詞

どうもはじめまして、10年後のあなたです

今日も随分と　眠れないみたいね

見慣れた朝焼けの光　まとわりつくたばこの煙

わずらわしい時計の針に　もう全部終わらせたい頃でしょう？

あなたが随分と抱え込んでたものは

あなたを随分と傷付けてくれたよね

今でもあちこちに残る　あの日の傷跡は

まるで勲章のように　誇らしく思えたりもして

今は、愛しいの　可笑しいでしょ？

寂しい、哀しい、苦しい、消えたい

呑み込まれる夜もあった

いつか消えてなくなる日が来るのに

価値なんて感じなかった

全部わかってる、それでも言うよ

そのすべてが　今の私を創ったの

10年後のあなたを救ったのは

今の　泣き虫なあなたでした

どうもはじめまして、10年後のあなたです

今日も随分と　鎧が重すぎて

支えきれずに途絶えた　あの日の夢の続きだって

「大丈夫、また始まるよ」

なんて言えちゃう私が居て

“今”が愛しいの　信じられる？

儚い幸せに身を委ねて

投げ出したい夜もあった

いつか守りたかったあの人を

裏切ったこともあった

全部わかってる、それでも言うよ

その痛みが　今の私を創ったの

10年後のあなたを救ったのは

今の　うつむいたあなたでした

寂しい、哀しい、苦しい、消えたい

呑み込まれる夜も越えて

いつか守りたかったあの人を

裏切った日々も越えて

全部わかってる、それでも言うよ

そのすべてが　今の私に息づいてる

10年後のあなたを救ったのは

今を　生き抜いたあなたでした