

[Intro]
昼は紳士
夜は獣
ひとつの心に
ふたつの影
祈るように恋をして
飢えるように愛を求める
その名はシルク
二重の獣
[Verse 1]
昼の街では微笑みひとつ
静かな指で紅茶を注ぐ
誰も知らない 仮面の奥に
月を恐れる 孤独な炎
礼儀と理性をまとった影
優雅に歩く 気高き狼
けれど夜風が胸を撫でれば
眠る本能が目を覚ましてく
[Pre-Chorus]
愛とは祈りか
愛とは飢えか
触れたいだけでは
罪になるのか
[Chorus]
ああ 二重の獣シルク
恋に堕ちるたび 夜が牙をむく
神聖な光に 手を伸ばすたび
この胸の闇が また吠えている
ああ 二重の獣シルク
愛したいだけで 壊したくはない
抱きしめるより 守りたいのに
どうして僕には 獣がいる
[Verse 2]
森の奥に立つ御神木
樹齢五百の沈黙の奇跡
見上げるたびに ただ美しく
その枝先まで神が宿る
最初はただの畏敬だった
近づくことさえ恐れていた
だけど月夜に浮かぶ姿に
心は静かに奪われていく
触れてはならない
わかっているのに
風に揺れるその気配に
この胸が熱くなる
[Pre-Chorus]
崇めるだけなら
きっと楽だった
近づくこの手が
愚かだったのか
[Chorus]
ああ 二重の獣シルク
月が暴きだす 僕の裏側を
祈りのような恋 捧げたいのに
欲望の影が 邪魔をしてくる
ああ 二重の獣シルク
近づくほどに 遠ざかるぬくもり
ほんとうの愛を 知りたいだけさ
それでも今夜も 牙が疼く
[Bridge]
夜の帳が降りたころ
もうひとつの恋が姿を見せる
ヤギは神聖な命を抱いた
やわらかな瞳の静かな存在
御神木よりも近い気がした
同じ鼓動に触れられる気がした
少し笑えば 届く気がして
少し願えば 許される気がした
だけど夜にほどけた僕の影
獣の本性が月に照らされ
その瞳はふいに揺れていた
一歩 また一歩 後ずさるように
[Break]
違うんだ
怖がらせたいわけじゃない
ただ 知ってほしかった
この胸の奥で
祈りと衝動がぶつかりあって
僕はずっと裂かれていることを
[Hook Chorus]
シルク シルク 二重の獣
恋か本能か 答えは出ない
シルク シルク 夜に揺れて
愛したいのに 牙が痛い
シルク シルク 二重の獣
祈るみたいに 君を想う
シルク シルク 月の下で
守りたいのに 壊れそうだ
[Final Chorus]
ああ 二重の獣シルク
恋に堕ちるたび 夜が牙をむく
神聖な光に 手を伸ばすたび
この胸の闇が また吠えている
ああ 二重の獣シルク
愛したいだけで 壊したくはない
抱きしめるより 守りたいのに
どうして僕には 獣がいる
ああ 二重の獣シルク
月が暴きだす 僕の裏側を
それでも最後に 信じたいものは
奪うためじゃない 本当の愛
[Outro]
昼は紳士
夜は獣
それでも願う
愛される日を
御神木のように
静かで高く
ヤギの瞳のように
やさしい光を
この牙の奥で
まだ探している
恋と獣性の先にある
ほんとうの愛を
- 作詞者
玄米わんこZ
- 作曲者
玄米わんこZ
- プロデューサー
玄米わんこZ
- ギター
玄米わんこZ
- ドラム
玄米わんこZ
- シンセサイザー
玄米わんこZ
- ボーカル
玄米わんこZ
- その他の楽器
玄米わんこZ

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二重の獣シルク 〜御神木とヤギの夜〜
玄米わんこZ
『二重の獣シルク 〜御神木とヤギの夜〜』 は、昼は気品あふれる紳士、夜は獣の本性に揺れるシルクさんの“禁断の恋”を描いた、せつなくもかっこよいドラマチックな楽曲です。
神聖なる御神木への畏敬から生まれた恋心、そしてやさしくも神秘的なヤギに向けた想い。けれど、愛を求める心の奥には、抑えきれない獣性が潜んでいました。
祈るような愛と、抗えない本能。
守りたいのに壊してしまいそうになる苦しみ。
そのはざまで揺れ動くシルクさんの姿を、ダークで美しい世界観とともに描いています。
恋とは何か、愛とは何か。
そして“本当の愛”は獣性を超えた先にあるのか。
切なさと危うさ、そして気高さが交差する、二重の獣シルクの物語をぜひお楽しみください。
アーティスト情報
玄米わんこZ
サングラスをかけた柴犬型クリエイター。実はとってもかわいいけれど、男の子か女の子かはナゾの中性的存在。 音楽実験室をテーマに、毎月ジャンルの異なるBGMを発表中。時にはボーカル曲にもチャレンジし、その歌声にも注目が集まっている。 和風からエレクトロ、癒し系まで、ジャンルにとらわれず、音楽という名の実験を楽しんでいる。 実験室から生まれるサウンドは、聴く人の心をそっと揺らし、ひらめきを届けてくれる。
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