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今までは嘘をついて遠回りしていた。
でももうそれは終わりにして本当に行きたい場所へ向かおう。

目的地へ向かう車が進路変更をして最短ルートで全速力、渋滞から抜け出して加速していく、他の車は追いつけるはずがない。

無理をして走り続けても未だ止まることを知らないそのエンジンは特別でも何でもなく、ただひたすらに動き続ける。

ホワイトアウトのなか微かに見えた光を頼りに、初夏に降りしきる一面の雪をかき分けながら、それでも進んでいく。

なぜかと理由を聞かれたら、それは目的地があるから。
あとは孤独が嫌いだから、だから止まりたくない。

もうすぐそこまで来ている、心配しなくても大丈夫さ。
本当に行きたい場所を思い描けたならもうそれは辿り着けているから。

アーティスト情報

  • DAD TRIM

    新潟県三条市出身 田舎の一般的な家庭に生まれるが、小学生に上がる前に父親がギャンブルで作った莫大な借金が原因で両親が離婚。 その後兄の影響からヒップホップに出会う。 16歳の頃、家を出て行った父親が近所の公園で焼身自殺。そのトラウマから抜けるために敢えてその公園の名前と父を捩り、 22歳でDAD TRIMとして音楽活動をスタート。 本来の1stシングルであるRigelはAppleのアプリGarageBandで見様見真似でビートから自作。 地元三条市の小さな飲み屋街、本寺小路でMV撮影をしてYouTubeにアップしたのが自身初の作品だ。 2021年、VILLAGER$としてSENKO(feat.DAD TRIM)をリリース。 地元の旧地名である下田村の村(village)を捩り 友達と制作した作品となっている。 同年4月、思い立ちから上京。 自分の名前を世界に広めるため、地元にはないストリートや音楽シーンに触れるため、東京で活動をスタート。 翌年2022年に上京後から録り溜めた13楽曲をMIXTAPE『RIGEL』としてリリース。 2023年からは大好きな地元と東京での生活を舞台にした1stアルバム『FROM SNOWY TOWN』を制作開始。 しかし同年10月に中高共に過ごした地元の友達の1人が癌により他界。 そのとき制作をしたのがHeart(feat.S TILL I DIE)とAgainだ。 夢を追いかけ上京し、様々な葛藤の中から生まれた楽曲を自身初のアルバムとしてリリースを予定している。 "女で一つ育ててくれた母親と、いつも隣にいてくれた地元の友達、全員に恩返しをする" "憧れのマセラティに乗って地元に帰り、一軒家を建てて幸せな家庭を作る" ベターなヒップホップドリームだが、それを叶えるために活動中。

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