Lyric

きみの声が聞こえた気がして

窓を開けてその姿を探したけど

寂し気な風が頬を刺す

今もまだなぞってる

あの時の空色

焼き付いたあの色

落ちていく

木葉ぼくだけを追い越した

秋空は少し冷たいな

足早に走り抜けていく

窓の外はいつも通りの静けさで

寂しいな

世界なんて

ほんとはここにしかなくて、

なんて。こと。信じたくなる

いつだって願っては

繰り返し失くしてく

「あの色」に踊らされて

いつの間にか差し込んだ

淡い光がぼくを包む

例外無くぼくたちは

日常でしか呼吸ができない

落ちていく

木葉少しだけ待って

秋空はひどく冷たいな

足早に走り抜けていく

落としたモノばかり思い出す

足を止めたら溢れそうで

まぁ、いまだけはそれでもいいかな

木葉ぼくだけを追い越して