Lyric

君の知らない世界

なぞる言葉の欠片が

輝く明日になり

そして夜が明ける

シェークスピアが言ったこと

「この世は舞台なり 誰もが一役を演じなければならない」

プラス思考もここまでいけば

生き方すら変えてしまう

電車の向かいの席

イヤホンをつけている人の

名前も何もかも知らないけれど

聴いてる音楽は一緒かもしれない

そんなこと思って安心したんだ

誰にとっての物語も

必ず今を紡いでいるのだから

それぞれが複雑に絡み合い

助け合って　邪魔し合って

新しく生まれる言葉たち　記憶たち　幾重にも重なり

この世界を形作る

幼い頃　思い描いた夢を

いつまでも守り続けることはできない

それでも今まさに持ち得た確信

夢物語は絵空事じゃない

何気なく振り返って

見つめた道のりが

呆れるほどデタラメでもいいだろう

決して果てることのない遥かなる道を

選ぶ前になって躊躇いはいらない

君には君の僕には僕の

誰もが一つずつ物語を持つ

語り手の言葉は光になり

まだ見えない次の世界

明るく照らす

誰にとっての物語も

必ず今を紡いでいるのだから

それぞれが複雑に絡み合い

助け合って　邪魔し合って

新しく生まれる言葉たち　記憶たち

幾重にも重なり

今の世界を　次の世界を

この世界を形作る