Lyric

灼けて　恋が燃える

名前も　時も　溶かして

あなた以外　見えない

灼恋　この夏に

焦がす太陽　睫毛を灼く

汗ばむ頸筋　翳を纏う

指先に触れた　七月の風

ふたりだけの　蜃気楼

瞳を逸らす　その癖さえ

灼く胸に　棘を刺す

真昼の渚　唇の秘密

砂に埋めたまま

灼けて　恋が燃える

名前も　時も　溶かして

あなた以外　見えない

灼恋　この夏に

夕映えが　濡れた髪を染め

声の温度　夜へ沈む

さよならの影が　笑いかけても

抱き寄せれば　ただ夏

ためらいは　海に捨てて

波間に揺れる　約束

終わらない夢　知らぬふりで

舌先に落とす

灼けて　恋が燃える

名前も　時も　溶かして

あなた以外　見えない

灼恋　この夏に

星屑が　滲む水面

声も届かぬ静けさ

ふたりだけの夜が　まだ

終わらないように

灼けて　恋が燃える

胸ごと　夏に落ちて

あなた以外　いらない

灼恋　この夏に

焦がれて　夢が揺れる

影さえ　光に溶かして

あなたとなら　燃え尽きても

灼恋　この夏で